はじめに
わが家めるさんちは、転勤族です。
主人が2~3年ごとに転勤になることがわかっており、それは定年まで続きます。
でもマイホームを持つということは、誰しもが抱く憧れですよね♪
転勤族の家庭がマイホームを考える時に悩むのは
- 土地はどこにするのか?
- 建てるタイミングはいつがいいのか?
- マイホームを建てる上で必要なものは?
大きく分けてこの3点になると思います。
今回は転勤族のめるさんちが、実際にマイホームを建てたまでの経緯をご紹介したいと思います。
土地はどこがいい?
一つ目に、マイホームを建てる土地についてです。
全国転勤なのか東北などの地方のみの転勤なのか、そして夫婦それぞれの実家がどこにあるのかということが土地選びのポイントになってきます。
①交通の便
マイホームを建てた後はご主人が単身赴任になるので、月に数回なり年に数回なりマイホームに帰って来るかと思います。
そのため交通の便が良い土地であることが望ましいですね。
わが家では北海道内のみの転勤であることから、北海道の中心地である札幌に土地を買いました。
北海道のいたる所から札幌までのJRが走っており、札幌からほど近いところに空港もあるので道内のどこに転勤になってもそう不便なく帰って来ることが出来ます。
そしてJRの駅から徒歩20分以内の土地を探しました。
②子育て
次にお子さんがいる場合はお母さん一人での子育てになってしまいますから、実家に近いところだと安心ですね。
わが家の場合は実家が札幌にあり、主人の実家は道東にあります。
主人の実家は札幌から車で5~6時間の距離あるので遠いのですが、道東寄りに家を構えるとなると交通の便が悪くなってしまうことからやはり札幌で土地を探すという結論になりました。
小学生になると一人で歩いて通うわけですから、小学校が徒歩10分以内であることと通学路の安全性も視野に入れました。
③土地の価格
また、土地の価格も重要なポイントになります。
交通の便が良くて栄えている土地ほど土地価格が高くなりますので、希望する土地の近辺の土地価格も参考にしたいところです。
めるさんちの場合は、札幌市の中央区に近いほど土地価格が高いので離れたところで土地を探しました。
全ての条件をクリアするのは難しいので、いくつか妥協しながらわが家に最適な市区町村を選びました♪
タイミングはいつ?
マイホームを建てるタイミングはいつが良いでしょうか?
子どもが産まれたら家を構えるという人もいれば、子どもが小学校に上がるタイミングでだったり、結婚してすぐに建てる人もいます。
めるさんちの場合ははじめに古い家付きの土地を買い、子供が小学校に入学するタイミングでまずは古い家に移り住みました。
めるさんちが痛感したのは、マイホームを建てる土地の近くに住んでいる時にマイホーム計画をスタートさせなければならないということでした。
転勤族は、各地を転々としていますよね。
でもマイホーム計画がはじまったら、家を建てる土地に何度も通うことになるんです。
家を建てる市区町村が決まったあとは、土地探しから始まりハウスメーカーとの打ち合わせがあります。
カーテンや照明や家具を探すのも、輸送費用や取付けに来てもらうことを考えるとやっぱり家を建てる市区町村で探すのが望ましいです。
家の建築がはじまってからも、出来れば施工の様子を実際に目で確認したいところです。
実際にめるさんち(特に主人)も、毎日のようにマイホームの出来て行く様子を見に行きました。
行って来まーす。仕事行く前に家見ていくわ~
行ってらっしゃーい!(また行くの!?笑)
でも転勤で遠方に住んでいる場合は、なかなか通えませんよね。
ですので家を建てる土地に転勤になったタイミング、もしくはその土地に近いところに住んでいる時がチャンスです。
めるさんちの場合はなかなかそのチャンスが来なかったので、どうしたかと言うと・・
①土地探し
土地探しは遠方に住んでいた時に行いました。
いつも子どもの夏休みに子どもとめるさんで札幌に帰省するので、その間を利用してめるさんが一人で探しました。
時には実家の両親に一緒に土地を見てもらったり、主人に電話やメールで土地の情報を伝えて相談しながら沢山の土地を見ました。
その土地の周りの雰囲気や環境、近くに小学校や公園はあるか?通学路は安全か?スーパーや銀行はあるか?など、住みやすい環境であるかどうかを実際に目で見て確かめました。
土地の探し方としては、はじめはインターネットで不動産の所有している土地を見たり売土地のチラシを見たりしていくつかの仲介業者に電話をしました。
そして気になった土地をいくつか見せてもらったんですが、なかなかこれと言った土地は見つかりません。
環境はいいけど土地が狭すぎたり、土地は広々としているけど小学校が近くになかったりなど理想の土地というのはなかなか無いものです。
土地めぐりを続ける中、めるさんの父がある仲介業者の担当の方にふと聞きました。
なんかこれ以外にいい土地ありませんかね?
担当の方は「即金で払えますか?」と前置きを入れてから
実は出たばかりで、まだ広告に出していない土地があるんですよ!
そう言って連れて行ってくれた土地が、広さもあり環境も良く小学校は徒歩5分以内JR駅は徒歩20分以内で目の前に公園があるという理想的な土地でした。
ひょっとしたらですが、この日に仲介業者に行ったのがめるさん一人だったらこの土地を紹介してもらえなかったかもしれません。
というのも、いざ契約となった時に支払えない人も多いそうです。
借り入れをしようとしたら、実は借金があって借りれなかったということも少なくないようです。
ここぞという時は保証人になり得そうな父を連れて行ったり、主人と一緒に行ったりなどこちらの本気度を見せるのも手かもしれませんね。
②ハウスメーカーとの打ち合わせ
ハウスメーカーとの打ち合わせも、遠方に住んでいた時にスタートさせました。
もちろん札幌にも支店があるハウスメーカーを選びました。
ハウスメーカーとの打ち合わせは土地が決まっていなくてもある程度は進められるので、早めにスタートさせるのが吉です。
めるさんちはマイホームの隅々までこだわりまくったおかげで、打ち合わせにものすごい時間がかかりました。
1年じゃきかないかな?(笑)
そして、古い家がついた土地を購入し子どもが小学校に入学するタイミングでめるさんと子どもだけで古い家に移り住みました。
移り住んでから1年は主人は単身赴任だったので、その1年間は主人が帰って来るたびにハウスメーカーとの打ち合わせを少しずつ進めていきました。
1年後、主人が札幌に転勤になったのでハウスメーカーとの打ち合わせもトントンと進み、古い家を解体して家を新築し現在に至ります。
作るのがおすすめ☆
めるさんちには、転勤族ならではの工夫があります。
単身赴任用の家具一式を収納するために、専用の収納スペースを作りました↓
単身赴任になると、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・ストーブなど一式が必要ですよね。
それらを次の転勤まで収納しておくスペースを2階に設けました。
冷蔵庫や洗濯機は重たいので1階に収納を作れたら良かったんですが、数年に一度しか出し入れしないことを考えて使用頻度の高い1階に収納スペースを持ってくることはしませんでした。
階段を上がって左側が単身用の収納です↓
主人がマイホームに住んでいる時は、家電たちがここで待機しています↓
小さい家電でそろえましたが、結構スペースを取るんですよね。
家電以外にも生活に必要なものっていっぱいあるし、かさばるんです(涙)
フライパンや鍋やボールやザルなどの調理用品だったり、カーペットやカーテンや食事用のテーブルも結構場所をとります。
それらをひとまとめにして、収納しています。
そして今は主人がまた転勤で単身赴任になったので、この収納はガラーンとしています↓
今回は共同の洗濯機がついている独身寮のようなところに住んでいますので、洗濯機は残されています。
転勤族がマイホームを建てるなら、必要なものは単身赴任用の収納です!
こんな風に、専用の収納を作っておくと便利ですよ♪
おわりに
今、子どもは小学校高学年です。
主人は毎週末に帰ってきているのですが、やはりパパとお別れする日曜の夜はしょんぼりとしています。
そんな様子を見ていると「まだマイホームを持つのは早かったかな?」と、思うこともあります。
でも転勤に付いて回っていた幼児の頃は何度もお友達と涙のお別れをし、幼稚園も一度転園しています。
小学校に入るときも、他に誰も知り合いがいない状態でした。
小学校に入ったら、転校させたくないね。
と主人と意見が一致し、小学校入学のタイミングで家を構えることにしました。
転勤族の家庭がどのタイミングで家を建てるのか、 人それぞれ色んな考えがあると思います。
転勤族の方の一つの参考になったら嬉しいなと思います♪
子ども部屋はむらさき×ピンクにしました↓
寝室はモノトーン+差し色にオレンジを入れました↓