ここまで出来る?トイレトレーニング☆
トイレのしつけはうまくいっていますか?
部屋で遊んでいる時でも、おしっこやうんPがしたくなった時には「自分でケージの中のトイレに行って用を足すことが出来るよ☆」というワンちゃんは多いと思います。
でもわが家の愛犬クーはそれだけでなく、用を足した後におしりをふいてもらうまでこんな風に中で待っています↓
おしっこをしたら↓
なぜかおしっこを見てから(笑)
そしておしっこをしたことに私がなかなか気づかずにいると、こんな風になっています↓
ペットも用を足した後におしりをふくと、ペーパーに汚れが付きますよね。
そんな汚れたおしりでこんな風にカーペットに「ペチョ」っと座ってほしくないので(笑)↓
トイレをした後に、ケージの中で「待つ」ことを教えました。
今回は、わが家のトイレトレーニングの方法をお伝えしたいと思います。
「トイレトレーニングはまだまだ・・」という方は、ぜひ始めからやってみてください。
ワンちゃんは中々かしこくて、一度覚えれば人も犬も快適に過ごせるようになります♪
ちなみにクーのおしっこやうんPは、モザイクをかけずにそのまま載せています。
小さく映っているので大丈夫かと思うんですが、くれぐれも写真を拡大して見たりしないでくださいね(笑)
①まずはケージの中でトイレを覚える
おうちにワンちゃんをお迎えしたら、まずはケージの中の「トイレの場所」を決めましょう。
うちのクーは、ペットショップにいた時はトイレで用を足すことが出来ていました。
この子はちゃんとトイレシーツの上でおしっこをしますよ♪
でもね・・おうちに連れてきたら・・「全然できないじゃーん!(泣)」
ペットショップにいた時とはケージの広さも違うし環境も違うので、わが家に迎えてからは一からのトイレトレーニングになりました。
始めにとった方法は「ニオイ」を使うというものです。
ペットショップからクーがおしっこをしたトイレシーツをもらってきて、そのシーツをトイレトレーの上に敷いてそのシーツの上に新しいトイレシーツを敷きました。
自分のおしっこのニオイで、ここがトイレだとわかってもらうためです。
この方法を使えばケージの中でトイレを覚えることは、わりと簡単に達成できると思います。
もちろん一度や二度で完ぺきにとはいきません。
特に気をつけたいのは、ベッドがトイレになってしまう可能性があるということです。
このようにザブトンやフリースなどを敷くだけのベッドだと、おしっこをするのにちょうどいいんですよね↓
ですので、このようなクレートをベッドとして置いたり↓
居住スペースにはフカフカのものを敷かずに、お皿を置いたりおもちゃを置いておしっこが出来ないようにします。
ハウスなんかも狭くてトイレが出来ないのでいいですね↓
②ケージに戻ってトイレをするトレーニング
ここからです。
ケージの外に出た時に、部屋のあらゆるところに「トイレ」を作ろうとするんですよね。。
目を離すとあちらこちらにおしっこをしていました。
「トイレを覚えるまではワンちゃんから目を離してはいけない」ということを、イヤというほど思い知らされました。
ケージの外に出す時は、狭いスペースから始めます。
はじめは下手なところにおしっこをしないように、目が届く範囲がいいですね。
万が一部屋のどこかでおしっこをしそうになっても、狭ければサッと抱えてトイレまで連れて行けます。
このように簡易的なペットガードがあれば、部屋を仕切ることができます↓
慣れてきたら少しずつ遊べる空間を広くしていきます。
ソファの右と↓
ソファの左に置いて遊び空間をリビングまで広げたり、自由に動かして使います↓
こちらのペットガードは、100均の材料で500円くらいで作れます。
詳しくはこちらをご覧ください↓
ワンちゃんを迎えてまもなくはケージの外に出す時は、そばにいて見守りましょう。
見ているとおしっこをするポーズがわかってきます。
うちのクーはおしっこをする前に、床のニオイをかいでその場を掘るようなしぐさをしていました。(特にカーペットの上で!笑)
そしてここだと決めたらクルクルとその場で回ります。
それが始まったら、「チッチ(おしっこのこと)」と言ってトイレに誘導します。
もちろんトイレに誘導されたからといって、すぐにおしっこなんかしてくれません。
「??なに?」
という感じでこちらを見つめて、「おしっこなんかしたくないよ」と言わんばかりにまた遊び始めます。
その繰り返しです。
何度もやっていると、そのうちさすがに我慢できなくなってトイレでおしっこをしてくれます。
その時がチャンスです。
「トイレに戻っておしっこをするとエライ☆」ということを思いっきり伝えます。
高い声で、にっこり笑って
えらいねー!!
と言ってほめまくります。
ただクーは子犬の頃は言葉や態度でほめられてもわかっていないようで、なでられることもイヤがっていたのでほめる時はおやつを与えていました。
いつものエサとは違う特別なおやつをあげるなり、とにかく「嬉しい」気持ちになってくれればOKです。
「トイレに戻っておしっこをしたら、すっごくいいことがあるんだ!」という成功体験を何回もさせてあげます。
③ケージに戻れるようになったら
トイレに戻っておしっこが出来るようになったら、次はおしっこをした後には必ずおしりをふいてもらうということを教えます。
ケージに戻ってトイレが出来るようになってきたら、少しずつワンちゃんから離れます。
自由に部屋の中で遊ばせますが、こちらはワンちゃんに意識を集中しておきます。
私はよく夕飯作りの間、クーを自由に遊ばせておきました。
でも見ていないふりをして、クーに気づかれないように見ています。
(人が見ているとおしっこをしないタイプの子だったので、見ていないふりをしていました。)
わが家のキッチンからケージが見えるので、クーがトイレに行っておしっこを始めたなと思ったらこっそりと近づきます。
そしておしっこが終わったタイミングで「マテ」と言って、ケージの中で待たせます。
「おしり」と言っておしりふきでおしりを拭いて、「よし!えらいねー!」といってほめます。
おやつをあげたり、おもちゃで遊んであげたりして思いっきりほめてあげましょう。
この一連の行動を繰り返し、おしりを拭いてもらったらケージの外に出てもOKだというルールを覚えてもらいます。
だんだん慣れてきて、ついついクーのことを忘れて調理に夢中になってしまうこともありました。
ハッと気づくといつの間にかトイレにおしっこをしていて、ケージの外に出て遊んでいます。
そんな時は(私が悪いんですが)怒ります。
「クー!ケージ!!」
(「ケージ!」と言ってケージを指さししたらケージに戻るということも同時に教えました。)
そしてケージの中でおしりを拭いて、ケージのドアを閉めます。
おしっこをした後に中で待てなかったので、遊びは終了です。
(しばらく経ってからまたドアを開けてあげます。)
④怒ることも必要です
部屋のカーペットの上でおしっこをしたり、ルールを破った場合には怒ることも必要だと私は思います。
怒り方はそれぞれのワンちゃんに合わせて、「怒られている」ことが伝われば良いと思います。
めるさんちではこんな風に怒っていました。
カーペットにおしっこをしたら
- ものっすごい低い声で
- おしっこをしたところを見せながら
- 「ダメ!」と繰り返す
という風にやっていました。
はじめは怒られていることがわかっていないので、しばらくそこでおしっこを見せながら「ダメ!」と繰り返します↓
うちのクーの場合はしっぽが下にクルンとした時が「イヤだな・・怖いな・・」というポーズだったので、そのポーズが出て怒っていることが伝わったら終了です↓
そして遊びは終了となり、ケージにいれます。
(そして忘れたころにまたドアを開けてあげます。)
おわりに
わが家の愛犬クーのトイレトレーニングについてでした。
- おしっこをしておしりをふいてもらうまでケージで待っていたら、ほめられる。
- おしっこをしておしりをふいてもらっていないのにケージの外に出たら、怒られる。
ということをくり返しているうちに、今ではどんなに待たせてもちゃんとケージで待っていてくれるようになりました。
他のことに気を取られて私が気づいていなくても、おしりをふかれるのを待ちながらケージの中でじっとこちらを見ています。
私が2階に行って洗濯物を干したりして、数分間クーを1階で1人にしておいても大丈夫です。
人が見ていない所でトイレをしたいようで、私がいないときにトイレをしがちなんですが。
私が戻ってくるとトイレに用を足していても、ちゃんとケージの中で待っています↓
そして「クー!お・し・り!」と言うと、クレートの中から出てきておしりをふかれるのを待ちます↓
おしりをふいてもらったら、得意そうにケージからダダダダっと出て行って遊び始めます。
はじめのころはカーペットがクサくて頻繁に除菌スプレーで拭いたり、カーペットを買いかえたりしていました。
でも最近はちゃんとおしりをふいているおかげか、カーペットがクサくありません♪
そして現在は、ほめるときにおやつを使うことをやめています。
というのもおしっこをしたらおやつという理解をしてしまったためか、やたら頻繁におしっこをする時期があったんです。
今では、「えらいねー!!」と笑顔でほめて拍手したりするだけで嬉しそうにはしゃいでいます。
そして怒るときも低い声で「ダメ!」というだけで伝わっているようで、こそこそとケージに戻っていきます。
ワンちゃんも繰り返し教えることでそのおうちのルールをちゃんと理解してくれて、そして一度理解したらきっちりと守ってくれます。
私もトイレトレーニングがなかなか進まなくて悩んでいた時期があったので、同じように悩んでいる方の参考になったら嬉しいです。
ニオイにお悩みの方はこちら↓
ペットケージは洗いやすくて気に入っています↓